「子どもとバイク乗る」バイクでタンデムすることは、親子の絆を深める素晴らしい機会です。
しかし、タンデムには一定の技術と安全意識が必要です。子どもとタンデムを楽しむためには、以下のポイントに注意しましょう。
バイクでタンデムするための経験年数
タンデムには、バイクの操作に慣れていることが大切。タンデムはバイクの免許を取得してから1年以上必要です。
また、タンデムするバイクの種類や性能にもよりますが、ビッグスクーターやネイキッド、アメリカンタイプのバイクは乗り込みやすく、乗車姿勢も安定します。
一方、スポーツタイプは前傾姿勢になるのでタンデムには不向きです。
子どもがタンデムできる年齢
法律上は、子どもがタンデムできる年齢に制限はありません。しかし、安全のためには、子どもが自分でしっかりとヘルメットを被れることや、足をペグにかけられることなどが必要です。
また、子どもの体力や集中力にも配慮し、長時間の走行は避けるようにしましょう。
子どもに必要な装備
タンデムする際には、子どもにも大人と同じように防具やグローブなどの装備を着用させることが重要です。
特にヘルメットは、子ども用のサイズや形状に合ったものを選びましょう。
子どもが小さいうちはタンデムベルトをつけましょう。抱っこ紐のようなもので、落車しないための必需品といえます。
バイク走行中は子どもの様子は確認できません。子どもの状況を確認するためにもインカムも必須です。子どもが寝てしまってもインカムがあれば確実にわかります。
気温や天候に応じて、防寒着や雨具なども準備しておくと良いでしょう。
乗車前に子どもに伝えておきたいこと
タンデムする前には、子どもにバイクの基本的な仕組みを説明しておくことが望ましいです。
例えば、バイクのエンジンやマフラーは熱くなるため触ってはいけないこと。触れると汚れるチェーンやタイヤ周りなどです。
乗り込む際は、子どもの服装を改めてチェックしてください。
走行中は大人の背中にしっかりとつかまり、急な動きや叫び声などは控えるように伝えましょう。
親子でタンデムを楽しむコツとは
親子でタンデムを楽しむためには、互いのコミュニケーションが大切です。走行前には、目的地やルート、休憩時間などを決めておきましょう。
走行中は、インカムや手信号などで連絡を取り合います。
また、子どもの様子や感想を聞いたり、景色や音などを共有したりすることで、親子の会話も弾みます。
最後に、安全運転を心がけて、楽しく思い出づくりをしましょう。